あじさい便り、

気になる日々の出来事、あららな体験をを語ります

えげつない寝違えの話

 ある日の朝だった。その日は9時からバイトがあった。それに間に合うよう7時にアラームをセットしていた。アラームが鳴った。「もうそんな時間か」アラームを止めようと手を伸ばす。その時、えげつない痛みが首から肩にかけてかかった。「なんじゃこりゃぁぁあ。」どっかで聞いたセリフを思わず口にする。本当に今までに感じたことのないくらいの痛みだった。僕は一応、骨折、盲腸の摘出手術を経験し、痛みの経験値だけには異様に自信を持っていたが、そんな自信を一瞬で首の痛みは崩していった。それくらいもう痛くて痛くてたまらないのである。もうしかしたら、「首を折ったのかもしれない、、、まずい、首はまずい。」大した医学の知識はなかったが首を折ったら、大変なことくらいわかる。まず頭はひねれなくなるし、神経系にも問題がでるかもしれない。僕はどんどん不安を募らせた。アラーム音はどんどんうるさくなるが止められない。まず痛すぎてどうやって立てばいいのか分からなかった。「クゥゥゥゥ〜。ヴァァァ〜〜〜。」ゾンビのような声を出しながら、時計の下に向かう。僕は時計が近くにあるとスヌーズ機能に期待して、アラームをすぐ消して眠り出してしまうのである。だからこの日も、ベットの対角にある棚にあった。「クソォお!何やってんだよ俺は!」こんなに遠くに時計を置いた昨日の自分を憎んだ。一歩、また一歩と進む。その姿はさながら、むずを求めて、広大な砂漠を歩き続ける旅人、いやここではゾンビだ。やっとの事で時計につき、お気に入りの赤い目覚まし時計をぶっ叩いた。「やった、やったぞ俺はぁ!」いったい本当に何をやっているのだろう。自分でも悲しくなる。
 目が覚めてきて、だんだんと痛みの原因がわかり出した。別に折れてはない。ほっと胸をなでおろした。この痛みは首からというよりは、肩だ。首から肩にかけての筋肉が痛んでいるのである。だが顔を正面に置けないのは変わらない。「どうしようバイト、、。」僕はそのとき一人暮らしをていたため、生活費を稼がねばならなかった。曲がったままの首のままパンを食べ、やっとも思いで服を着た。時間が来てしまった。「行くしかないんだよ!俺は!」今日の自分は一味違った。謎の責任感を持ち、やってみせるという鉄の意志があった。普段からあったらいいのに、、、。
 奮い立たせた気持ちと体で、ドアを開け外に出た。「よし、いける、いける。」自分に言い聞かせながらいつもの道を歩いた。その間に今日の仕事内容の確認をする。「洗い場、なんとかなる。サンドイッチ作り、なんとかなる。レジ、レジ、無理だよぉ絶対。」急に乙女の声を出し歩くのをやめた。バイト先にはカウンターがあり、そのカウンターの中で一番右にあり、左を向く機会が一番多いのが、レジだった。無理だよ向けないよそう考え出すと、さっきの鉄の意志はもろく溶け去り、氷のように消えてった。「帰りたい。こうゆう時は帰るのが一番。」もう足は自宅の方向に向いていた。
 だが、どう休む?「寝違えがえげつなくて〜」なんて事言って信じてもらえるだろうか。多分今回の寝違えは人類が経験した寝違えの中でも、トップ5には入るだろう。凡人にはわからない世界だ。「こうゆう時は、仮病に限るよ。」体育のマラソンを絶対にやりたくないと言っていた友人の言葉を、ふと思い出した。だが僕は慎重な男、「次行った時、なんか聞かれてもいいように設定作りはしっかりしなければ。」仮病のためだけにWikipediaを開いた。なるほど、「吐いた。」というのが大学生では使いやすそうだ。僕は酒を飲むたび吐きそうになっている友人の姿を思い出し、声作りをした。「ウゥゥ、、すいません、吐いちゃっていけそうにないです、、、。」いける、変なおっさんに「君、声優やらない?」と言われたことはある。圧倒的な演技力だ。携帯に番号を打ち込み、いざ勝負。「あ、、もしもし、僕なんですけど、、、ええ、そうです。はい。実は体調がすぐれなくて、、、ええ、吐いちゃうぐらいで、、はい、もう大変で、、そうですか、ありがとうございます、、本当に、それでは、、失礼します。」完璧だった。文句の言いようはあるまい。だが、電話に出たのが店長で体調が悪いと言った時に「どんな具合で?」と言ってきた時は焦った。「やっぱり、設定をしっかり練っててよかった。」そう思いながら、自宅のローソンに向かい、大好きなオレンジジュースとパンを買った。

メイド喫茶で試合に勝った話

 僕はぶっちゃけオタク寄りの人間であるアニメはかなり観るほうだし、ゲームもよくするだが、未だにオタクの聖地である「秋葉原」には行ったことがなかった。ある日急に思い立ち「よし、アキバに行くぞ!」と一人夏の日に思い立った。だが僕は今まで原宿やら渋谷という大都会に出たことがなく不安がいっぱいだったため、どうにか付き添いが欲しかった。そこで友人たちに「行こう!行こう!」と誘うのだが、やはり、普通は行きたくないのか、断りのメールが届くだけであった。そんな中一人「いいよー」と間抜けな返事をする友人がいた。その子は僕の友人の中でもかなりリア充チックなハンサムガイで「こいつか、、でもこいつと一緒なら僕も変人とは思われない。」こんな偏屈な考えでそのハンサム野郎のY君と「アキバ」に行くこととなったのだ。

 そんなこんなでついに当日、僕らは駅で待ち合わせ、電車に乗り込んだ。Y君とは以前やっていた時に知り合った友人で意外と気があうので話は盛り上がった。楽しい時間は早いもの、すぐに「アキバ」についた。

 「うああ、UTXのある!」僕は駅から出るなり、軽く叫んだ。ちなみにUTXとは「ラブライブ!!」にでとくる学園のことである。他にもガンダムカフェ、そのときちょうど僕はガンダムシリーズにはまっていたため、そこで売っていた、「ビームサーベル傘」を本気で買うか悩んでいた。この光景、日光でも見たな。だが、今回は持ち金も少ないので、買い物は慎重にならねばなるまい。名残惜しい「ビームサーベル傘」を置き、店を出た。

 そこから歩き、観光して回る。ネットでよくみる「ソフマップ」もあったし、でかい電気屋もあった。中でもフィギア屋さんはY君も興味津々でパンツ丸見えのフィギアを本気で買うか迷っていた。「この子を部屋に飾ったら彼女怒るだろ。」僕は軽い気持ちで尋ねた。なのにY君は「なんで女ってこんなんで怒るの?本当にさあ、、」恋愛経験の薄い僕には痛い答えだった。

 そこでもなんだかんだで買わず、店を出た。もうちょうどお昼時、何か食べたかった。「やっぱりさ、アキバきたんだしメイド喫茶行こうよ。」僕は聞いた。「あ〜あ、いいねえ。めっちゃ行きたかった。メイドさんおさわりありなのかなあ?」こいつは本当に欲望に素直な奴だ。でもそんなこいつだから彼女がいるのかもしれない。少しは真似しようと思う。

 アキバではメイドさんが呼び込みで結構立っている。僕らはメイドさんにチラシをもらい、お店を決めようとした。その時だった。「どこかお決まりだにゃ〜❤️」突然背後から声をかけられた。音に弱い僕は一人「アラマシーャ!!!」と急にアラビア語を話し出した。一人ビビる僕をよそにY君はメイドさんと話をしていた。落ち着いて見るとこのメイドさんなかなか可愛い。友人の口元はニヤリッと笑っていた。「こいつ、大丈夫かな、、」僕は警察沙汰にならないことを祈るばかりだった。

 結局、そのメイドさんに連れられ「めいどりーみん」というお店にした。エレベーターに乗り、扉が開きさて入店、(こっこれは、、、文化祭かな?)。失礼ながら、思ってしまった。本当に椅子と机を取り除いて装飾を施した教室のようなのである。確かに学習机が置いてあるわけではないが、ニトリとかで売ってそうなやすそうな机と椅子が並べてあるだけなのである。設備としてのクオリティが予想とあまりに違い、「おい、これはずれの店なんじゃないの、、、」とY君に尋ねた。しかしY君はそんなことはどうでもいいかのように、メイドさんを見てはニヤリとしていた。

「おかえりなさいませ❤️ ご主人様❤️」可愛さ3倍の女の子にこんなことを言われたもうさっきの「ハズレかな?」なんて考えは吹き飛んだ。でも、僕は、女の子に「おかえりなさいませ❤️」なんて言われたことなかったので、ただただ照れながら席に向かった。

 席に着き、メニューをもらい、料金システムやお店の設定の説明を受けます。簡単に説明すると、僕たちご主人様は、夢の国に来たお客さんであり、メイドさんたちと遊ぶ。文面だけで見るとなんかいかがわしいな。

 僕は、初めてだったので、写真撮影、キーホルダーかカチューシャのどちらか、ケーキのセットを注文した。僕はまだ照れていたので、キーホルダーを選んだのだけど、一緒に来た友人はカチューシャを選んでいた。

 そんなこんなで、ケーキが来るまで、メイドさんたちとおしゃべりしながら楽しんだ。その時、お店の貸し出しのカチューシャをつけてもらうのだが、これが案外僕に似合っていた。「おいおい、こんなに俺って乙女だったのか、、」つけてもらって、先ほど、キーホルダーを選んだことを後悔した。

 ついにケーキが完成したらしく、メイドさんが持ってきてくれた。「へー、意外とうまそうじゃん。そんな失礼なことを思いつつ、ケーキがもっと美味しくなる魔法をかける時がやっていた。「一緒に魔法を唱えてね❤️」鬼畜か、、てっきりメイドさんがかけてくれるものだと思っていた。僕はまだ照れがあったので「えっ、、」と思いつつ、一緒に唱える魔法を覚えた。

 「じゃあ、せーの❤️」

 「おいしくなーれ❤️、萌え萌えにゃん❤️」

 郷に入っては郷に従えその言葉通り、僕は全力で萌え萌えした。友人はのんきに動画を撮っている、今度、バイト先の先輩に見せるらしい、、

 僕は、燃え尽きていた。いや、萌え尽きたかな、なぜかそこには、達成感があった。「なんだろうこの感じ。なんかに似ている。」

 わかった、部活で試合に勝った時の達成感に似ている。じゃ僕は何に勝ったのか、そう、「自分自身」だった。恥じらう自分を乗り越えた。僕は達成感でいっぱいになった。それを横目に友人は難なくにゃんにゃんしていた。恐ろしいやつである。

 エネルギーを使った脳は、糖分を欲していた。目の前にある魔法がかかったケーキを見て「なるほど、よくできたシステムだ。」僕はニヤリと一人で笑った。ケーキは普通に美味しくて、隣にチョコソースで描かれているメイドさんの絵はとってもかわいかった。

 そして、メイドさんたちのパフォーマンスタイムが始まるようだった、ご主人様たち全員にペンライトが配られ、少し装飾の施されたステージでは今日歌ったり、踊ったりするメイドさんが用意をしていた。そして、音楽がかあり始め、ついに、始まった。振り切れていた僕はペンライトをブンブン回し、合いの手を全力でした。みんなで文化祭みたいな店内をグルグル走り回ったりした。

 楽しかった。学生時代のようにただ楽しいことを全力でやる。こんな大事なことを忘れていた僕にメイドさんたちはそのことを気づかせてくれた。「これは感謝だなあ、、もうメイドさんたちに足向けてねれないよ、、」そんなんことをしみじみと感じつつ、パフォーマンスタイムがおわり、僕たちも時間が迫っていた。

 今日あったことに感謝しつつ写真撮影、猫のポーズをとるのにもう躊躇はなかった。可愛らしいデコレーションをチェキにしてもらい、お会計に向かった。

 「いい体験だったなー」なんて、思いながら財布を出した。

 レジに表示された、金額を見て僕は、現実に帰った。



 
 
 

IKEAに行った原始人

 ぼくは一人暮らしをしていた時がある。一人暮らしは初めてであり、部屋は何もなかった。僕はいち早く快適な暮らしがしたく、インテリア特集や家具屋さんのホームページをよく見ていた。どうやら僕は北欧系のインテリアが好きらしい。そこで大学生でも何とか手が出せる北欧系の家具が多いIKEAにいくことになった。
 僕が行ったIKEAは立川にあるお店だ。IKEAへは友人に車を出してもらいむかった。買おうと思っていたのは机と椅子。机はパソコンを置いたり、テレビを置いたりしたかったので大きいサイズのもので、カラーリングは北欧系インテリアによくある温かみのあるブラウンだった。椅子は特にこだわりはなかった。
 IKEAに着くなり友人はウンコしたくなったらしい、尻を抑えてトイレへ向かった。僕は一人で未開の地を行かねばならなくなった。
 IKEAは想像以上にスケールが大きい。今までニトリでしか家具を買ってこなかった私はエレベーターの大きさに驚いた。さながら初めて火を見る原始人である。
 IKEAは倉庫フロアとものを実際に見て回り、欲しいものを探す展示品エリアに分かれている。まずそれも知らない原始人は倉庫フロアで探す愚行を犯し、「この中から探すのか、、、」と一人で意気消沈していた。どうしようもなかったのでもう出し切っているだろう友人に助けを求めた。友人は適応能力の高い現代人であるため、愚行を犯すことなく家具観覧を楽しんでいた。
 原始人の救助に来た友人は僕を見るなり「たぶん、目当てのもの見つかったよ」と言った。何と仕事のできるやつなんだ、「もし企業したら真っ先に雇おう」おそらく今人生ではやらないだろう計画を立てた。
 そして、友人に連れられて、目当てのものがある場所に行った。全然違った。確かに机ではあるがまずカラーが違う。彼を雇う計画は頓挫した。
 まぁそんなこんなで探し回るがなかなか目当ての机は見当たらない。夜遅くに来てたため、もう時間がなかった。この機会を逃したらおそらくもう1ヶ月は机と椅子なし生活だ。僕は妥協し彼が最初に示した机と椅子を捜しに倉庫フロアに行った。ここまでのことを計算してたなら友人はやはりできる男だ。倉庫フロアで机と椅子を見つけ、レジに向かい購入した。まぁ妥協したとはいえ、そこそこは満足だった。買った品物をカートに入れ車に向かった。その途中、カートに乗っかり「フゥ〜〜」と言いながら駐車場を駆け抜ける友人を見てこいつも原始人だと思った。

大学受験が不安なあなたへ

 どうも、すえけんです。

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大学受験不安ですよね。

 僕も大学受験は不安でいっぱいの毎日でした。「いつになったら終わるのだろう、、?本当にこの勉強をしてていいのかな、、?」なんていつも思ってました。

 今となっては、やってよかったと思っています。大学生活はとても楽しいです。サークル活動をしたり、飲み会したり、どこか旅行に行ったり、人生で一番自由な時間だと思っています。

 ですがやはり後悔もあります。僕は文系の大学へ進学したのですが、機械工学に昔から興味があり、「そっち行けばよかったなあ。」なんて思うことも確かにあります。(まあ、今の所も興味のある分野の勉強ができているので満足はしているのですけどね。)

 この記事をご覧になっている読者さんはきっと高校3年生であると思います。受験真っ只中ですよね。「なんで大学受験なんてするんだろう?学歴なんてそんなに関係あるものなのかな?」そんな思いがあると思います。僕がそうでした。僕は勉強が嫌いで高校2年の末では、僕のいた学科の中でしたから数えれば、五本の指に収まるくらいでした。

 なぜ、そんな僕が受験勉強ができたのか、それは友人のおかげだと思っています。その子は早稲田大学政経を本気で狙っていて、毎日コツコツ勉強していました。僕は2年生の冬あたりで部活が廃部していたので、何にもすることがなくその子に聞きながら毎日ちょっとずつ勉強し始めました。そして、春休みは毎日2時間くらい勉強するようになり、3年初めの模試では学科内でTOP10に入るほどになりました。それからはその友人に追いつきたくなったので毎日2時間くらい勉強し、どんどん学力は伸びました。

 そして受験の闇である10月が来ました。10月以降は本当に辛かった。しっかり勉強してもなかなか成績は伸びないし、今まで部活をやっていた子たちも勉強し学力を伸ばし、模試でも20位くらいまで落ち込みました。それでも、友人と僕の志望校は違ったものの僕は「負けたくない」の一心で頑張れました。そして、センター試験、私大試験の果てに第一志望ではなっかたもののそこそこの大学に入学することができました。

 今思うと僕は、別に大学に入りたくて勉強してたわけでなかったんだなぁと思います。ただ周りに引きずられて勉強していた感じです。(だから、第一志望は落ちたんだろうなぁ)ちなみに一生懸命勉強していた僕の友人は第一志望の政経には惜しくも落ち、早稲田の違う学部に入学しました。

 やっぱり、周りの状況は大切です。競い合い、切磋琢磨でき、追いかけられる人が周りにいないと受験勉強はとても難しいと思います。そうゆう意味で予備校はオススメです。

 大学生活は楽しいので是非努力して、後悔のない大学選びをしてください。使った教科書などは後日書いてきます。

 ではでは。

 

初めまして。

 どうも、すえけんです。

 本日から、はてなブログさんで活動させていただきます。どうぞよろしくお願いします。

 基本的には、今まで体験したことを、エッセイ調で書いていく感じになりますので、暇なときにでもご覧になっていただけると幸いです。